今回は古文・漢文です。
古文は単語と文法をできるだけ早くひととおり暗記し、それを使いこなせるように読解中心の問題演習をするというのが基本になります。少なくとも暗記は夏休みまでに終わらせてください。
添削をしている人は暗記の教材はは手に入りますので、まずそれを使います。補強として、もしくは何も持っていない場合はオススメのものとしては私はいつも古文のマドンナと呼ばれている荻野文子さんの古文をあげています。添削をしている人も何かしら持っておくべきと思います。学校で指定のものをしている場合は、それでかまいません。暗記として使うしっかりした教材があればOKです。
マドンナ古文単語230
マドンナ古文
マドンナ以外の古文文法であれば、基礎からのジャンプアップノートもよいと思います。
いずれにしろ、書店で自分の感覚に合うものを選択してください。自分の感覚が合わなければ、やり続けることはできないので、必ず書店で見て買って下さい。
この他にマドンナ式で役立つのがマドンナ古文常識217パワーアップ版です。
マドンナ先生は古文の世界で古文常識の重要性を最初に取り上げた方です。単語も文法も覚えているのになぜか文章を読み解けないというのは、問題演習の量が不足しているのはありますが、そもそも古文の常識の知識ということが往々にしてあります。
入試古文は最終的にははじめて見る文章を自力で読めるようになること。
入試の当日に全訳や品詞分解をしているようではいけません。大胆に飛ばし読みができなくてはいけません。論理的に作法でこれができるようにはどうしたらよいかということを長年にわたり追究しているのがマドンナ先生です。
漢文は漢文特有の句形と語句を覚え、あとは演習量を一定レベルまで実施すればよいだけですので、添削をしている人はそれだけで大丈夫です。
市販の参考書をあげるとしたら、「漢文ヤマのヤマ 共通テスト対応版」です。
基本的に古文、漢文はやるべきことは明確なので、自分で上記のことをやって基礎ができたという感覚が持てたら、すぐに過去問演習を開始してください。
古文、漢文こそ、やるかやらないかの世界の教科です。我慢して一定期間やれば、得点源になるのが古文、漢文です。すぐに動いて下さい。