そろそろ就職先を洗い出さないといけません。
とても難しいテーマに入りました。
今、転職市場はとても活発です。就職先を企業規模や職務内容だけで決めてしまうと、多くの人はやがて転職を1度は考えるようになります。やりたいことがあって、そこへのステップアップであれば、その人自身にとってはよいのかもしれませんが、大多数は新卒の就職活動で検討が足りなかったということになります。
まずは、自分の仕事に対する価値観を見極めましょう。
・成長できる職場で働きたい
・将来、起業したい
・社会を動かしている実感を得たい
・海外に携わる仕事がしたい
・人の役に立つ仕事がしたい
・社会から必要とされる仕事がしたい
価値観はいろいろですが、自分の仕事に対する価値観をていねいに考え、正解でなくてもよいので、答えを書き出しましょう。
仕事に対する価値観を一生懸命にこねくり回し、企業の洗い出しをしながら、何度も価値観をこわしては作り直すということも大事です。将来の夢やキャリアプランの形で描いてもよいです。具体的なことは、人には言わなくていいことですし、心に秘めた思いでよいと思いますが、ないと絶対に行き詰まることになります。
次に企業選びの基準を洗い出しましょう。
・社風、組織風土
・業界、同業他社比較
・事業内容
・仕事のスタイル
・待遇、人事制度
・企業規模、安定性、将来性
・企業イメージ
・社会貢献度
・社員の魅力
・施設環境
・福利厚生
・企業理念
・自分の成長
・自分が幸せだと感じられるか
思いつくままに列挙してみましたが、人によって、今までの生き方、考え方によって基準はまるで異なってきます。
並行して、具体的な企業を洗い出しましょう。
まずは整理された情報源にあたります。
・会社四季報 業界地図 2021年版 東洋経済新報社
・就職四季報 総合版 2022年版 東洋経済新報社
・就活情報サイト(マイナビ、リクナビ、キャリタス、ッノル、ジョブウェイなど)
・ターゲット企業サイト
・大学のキャリアセンター
このほかに理系や芸術系の学部では独自のルートを教授陣は大抵持っています。
次にリアルな情報源にあたります。
・OB、OG訪問
・説明会
気になるところをリストアップしながら、企業選びの基準に戻って検討をしていきます。ネット情報だけで判断しないことが大事です。
根気よく調べ続けるということをしていきましょう。