大学のキャリアセンターは積極的に使ってください。
今日の話が終わったら、すぐにキャリアセンターに向かってください。
キャリアセンターに怖い人はいません。
まず先輩方の過去の取り組みをじっくり研究しましょう。
毎年、就活では悲喜こもごもの事件が起きているのです。それを事細かく把握しているのはキャリアセンターの方々です。すごい企業の情報も眠っていたりします。
企業の人事の担当の方からの生の情報も届いているのがキャリアセンターの強みです。利用するのはただです。思いっきり使い倒しましょう。
就活サイトではもう募集終了となっていても、ヒミツの情報が届いていたりするのもキャリアセンターです。就活サイトでは乗っていないけれど、実は大学と企業の間の特別ルートでとっておきの情報があります。
大学入試では指定校推薦という仕組みがありましたが、就活でも特別推薦の枠が特定の企業から届いている場合もあります。キャリアセンターで自分の希望、やりたいこと、こんな仕事がしたいというのを積極的に話しておきましょう。特別な情報が来たら、すぐに連絡をもらえるようにキャリアセンターの方との人間関係も作っておきましょう。
キャリアセンターの方々は様々な支援をしてくれます。
面接の練習もしてくれます。
※この話を対面でしている大学のキャリアセンターでは確認していますが、それ以外の大学の場合は、個別に聞いてみてください。一般的にキャリアセンターの利用度合いが片寄っているため、してくださるところが多いようです。
面接の話が出たので、どの企業でも面接でチェックしている項目をここでお知らせしておきます。
1 自社の企業文化や風土に合っている人材か
2 本気で自社を志望しているということを志望動機で説得力のある形で話せるか
3 業界のことを探究してきているか
4 どのような大学での取り組みをしていて、何を学び、それが自社で活かせるか
5 課題認識力や論理的思考力を持っているか
6 ストレスに強いか、ポジティブ思考ができるか
7 言葉づかいとマナー、表情、姿勢
8 第一印象と直感
9 一緒に働きたいイメージが持てるか
10 自社の中で、どの職種、職場になってもやれると思えるか
結構、第一印象が大事だったりします。項目7の出来映えが影響するのですが、立ち居振る舞いが大きく影響します。
歩く姿、挨拶の仕方、座る前の立っている姿、座る動作、表情、声、聞く姿勢、話すスピード、目の動きなどに注意をはらう必要がありますが、これらは普段の癖も影響します。今日から練習しましょう。
こういったこともキャリアセンターの方はアドバイスしてくれます。
コロナ禍で、しばらくはオンラインでの面接も多いかと思います。
この場合は表情と言葉づかい、間がすべてを決めます。
特に言葉には注意が必要です。
例えば「就活」はだめです。「就職活動」です。バイトのことも聞かれることがありますが、「バイト」ではありません。「アルバイト」です。
敬語も練習しましょう。就活の場では緊張していますので、うっかり学生言葉が出てきてしまうので、練習しましょう。これもキャリアセンターを訪ねたときに、就活で使う言葉づかいで話をしましょう。何事も練習です。